飲食店のレジにPOSシステムは必要か

一般に、飲食店の種類は非常に多くあります。中華料理から和食・洋食・居酒屋・レストランなど、数えるだけでもきりがありません。それは、美味しい料理を提供することで、人間の基本的な欲求である食欲を満たすという大きな役割を果たしているからに他なりません。飲食店は、家庭では味わうことのできない、プロの味を堪能できるところに価値を見出すことができ、その味を求めて人は、二度・三度、あるいは店の常連客となっていくのです。プロだから出せる味を忘れた飲食店は、長く続きません。すぐにお客は離れていき、最悪の場合、閑古鳥が鳴く状態に陥ると思われます。これを打破し、商売繁盛を期すうえで必要なことは、美味しい味の追及はもちろん、お客様の入り具合などを的確に数字で把握し、現在の経営状態について、明確な進路を導き出すことが必要だと考えられます。

飲食店でPOSシステムを導入するメリット

明確な進路を導き出すうえで、重要なツールのひとつにPOSシステムがあります。POSは、ポイントオブセールの頭文字をとったもので、いつ、何人のお客様がきて、どれだけの販売につながったかをデータとして記録しておく機能を有します。飲食店であれば、曜日はもとより、昼の時間帯・夜の時間帯と分け、それぞれにどのような客層が入店して、どんな料理を食べていったのかをデータとして蓄積することができます。それを活かし、余計な仕入れ、余分材料などを持たないよう心がけることにより、経費節減と利益確保につなげる事が可能となります。また、売れ筋商品、人気のなくなってきた商品を掌握できれば、不人気商品を新たな料理に置き換えることで挽回のチャンスが生まれます。現状維持ばかりにとらわれていては、生き馬の目を抜く飲食業界で生き残ることは困難だと思われます。データに基づき即行動、これが必ず良い結果となって表れてきます。

データを駆使して飲食業経営を推進

POSシステムは、レジに置くことでデータ収集するタイプもありますが、レジだけでなく入店時に、お客様の人数などを把握する機能を持った、番号券発券システムと連携させることも可能です。これにより、入店時間と大人・子供の人数、希望するシートのタイプなどまで把握することができます。レジのPOSシステムとあわせて、入店から退店までのお客様の動向を完全に掌握するのです。これに、お客様から頂くアンケートが加われば、最高のデータを揃えることが可能となります。アンケートでは、料理の味や料理が出てくるまでの時間、店員の接客状態など、言葉では「美味しかったよ」と言ってくれても、心の中までのぞくことができません。それをアンケートによって補うのです。お客様が名前まで記入してくれればリピート率まで把握することができます。現代はデータで経営を進める時代です。それを肝に銘じ、ムリ・ムラ・ムダのない経営を推進したいものです。