飲食店のレジ選びのチェックポイント

飲食店には必須と言える「レジ」には、いわゆる「手打ち式」のものと「POSシステム」のものがあります。大手の飲食チェーンやスーパー・コンビニなどは、ほぼ間違いなくPOSシステムを採用したレジを導入していますが、それには当然ながら理由・根拠があります。個人経営の飲食店の場合は手打ち式のレジを導入していることが多いですが、それにも当然理由があります。選択できるレジの種類にとしては大きく2種類に分類できますが、それぞれの持つメリットデメリットなどをしっかりと把握しておかないと、せっかくの魅力を半減させることにもなり兼ねません。まずは、どのような仕組みでメリットデメリットが何なのかを知り、自身のお店に最適な選択が出来る様に準備をしていきましょう。

何を必要として販売管理をするのかをチェック

飲食店として健全な経営をしていくためには、「日々の経営状況の把握・管理」が非常に重要です。何も飲食業界に限った話ではありませんが、いくらの売上げがあっていくらの経費が掛かったのか、最終的にどのくらいの利益が残ったのかという分析をすることは必須です。いわゆる「どんぶり勘定」で数字を管理することは無理・無駄・ムラを生む最たる要因であり、最終的に倒産を招く恐れがあります。もちろん、どんぶり勘定で経営していても大きな利益を生み出すことは不可能と言う訳ではありませんが、圧倒的に効率が変わってしまいます。レジで収集する情報はどちらもそれほど変わりませんが、要は「そこから知り得た情報をどのように活用していくのか」という違いによって選択が決まります。また、「お金をかけるか手間をかけるか」というスタンスでも選択が変わります。

「手打ち式」「POSシステム」の特徴は?

誰にでも分かりやすいそれぞれのレジタイプの特徴として、「手打ち式はコストが安いが手間がかかる」「POSシステムはコストが高いが簡単にたくさんのことが出来る」と認識しておくと良いでしょう。例えば、毎日数件~数十件程度の取引数しかない状況であれば手打ち式でも簡単に管理をすることが出来ます。しかし、取引件数が数十件~数百件にもなる状況では、全てを人力で管理するのは非常に大きな手間がかかってしまいます。その点、POSシステムの場合は「バーコードをスキャンするだけでそこにある全ての情報をデータ化できる」という特徴があります。収集したデータはパソコンや専用端末からいつでも確認することが出来るため、そのデータを使って販売戦略を立てることも可能です。ただし、導入・維持コストが高くなるため、コストパフォーマンスを意識して決めることが必要です。